川瀬巴水の貴重な水彩画が初公開 和紙舗「榛原」220年記念展
江戸時代以降、東京日本橋に店を構え、和紙を扱っている「榛原」が手がけた品々を紹介する展覧会が、4日から三重県菰野町のパラミタミュージアムで始まりました。
榛原の当主は、代々それぞれの時代で活躍した画家らと深い関りをもち、和紙製品の意匠を依頼しました。

展覧会は、榛原の創業220年を記念して開かれる全国巡回展の第一弾にあたり、会場には、時代を代表する一流絵師らによるうちわ絵や、ぽち袋など254点が展示されています。
日本の工芸品で土産物としても人気を博した千代紙は、大胆な色彩で画面いっぱいに菊やボタンなどを描いた河鍋暁斎や、古典的なモチーフを中心に描いた川端玉章など、それぞれの絵師の画風を比較して楽しめます。

木版画家ながら榛原のために描かれたとされる川瀬巴水の貴重な水彩画は今回が初めての公開となります。

また、暁斎が描いた菊花のデザインをモチーフにその世界観を現在の和紙で再現したタペストリーは、今回の展覧会のために制作された大作です。

この展覧会は、5月31日までパラミタミュージアムで開かれてます。