岡寺山 継松寺で観音市

厄除け観音として親しまれている三重県松阪市にある岡寺山継松寺で18日、雑貨、古本などの店が並ぶ観音市が開かれました。
観音様の縁日が18日であることから、岡寺山継松寺では毎年5月と10月の18日に「観音市」を開いています。
今回の観音市には、松阪駅前ににぎわいをもたらそうと松阪市内の店舗を中心に約30店が出店。地元で採れた野菜のほか、バッグやアクセサリーなど手作りの品が販売されていました。
蒸し暑い日となった18日は、三重大学の学生たちが冷たいレモネードを配るなど、訪れた人に涼を届けていました。
訪れた人たちは、お店の人と言葉を交わしながら、お気に入りの品を探していました。
訪れた人からは「いろんな人と出会える場でもあるので、それも楽しみのひとつになっている」などという声が聞かれ、岡寺山継松寺の柏木文雄住職は「お参りの方が増えていただくのはありがたいこと。お寺の周りも人通りが少しでも増えてもらったら」と話していました。