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小学校の水質検査で大腸菌検出も 書き換え嘘のデータ提出か 清掃会社役員を書類送検

三重県松阪市の小学校の水質検査で、嘘のデータを市に報告したとして、警察は25日、清掃会社役員の70代の男性を書類送検しました。

 有印私文書偽造と行使の疑いで書類送検されたのは、松阪市大口町の清掃会社共同商会の役員で70代の男性です。

 警察などによりますと、共同商会は市立小・中学校の飲み水に使われる受水槽の清掃業務と水質検査を昨年度松阪市から受注し、清掃業務を行った後、水質検査を依頼した別の会社から小学校1校で大腸菌が検出されたと報告を受けたにも関わらず、大腸菌が検出されなかったと嘘のデータに書き換えて松阪市に提出した疑いがもたれています。

 警察に調べに対し、男性は容疑を認めているということです。

 松阪市によりますと、市内の小中学校で健康被害の報告はなく、現在は大腸菌がいないことも確認されているということです。

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