学校給食に「三重オクラ」 生産者と交流も

7月7日は七夕です。三重県志摩市と鳥羽市では、小・中学校の給食に、地元で作られている「三重オクラ」を使った七夕メニューが登場し、子どもたちが地域の農産物について理解を深めました。
子どもたちに農業への関心を持ってもらおうと「食育」の一環として行われている取り組みで、7月7日は、志摩市と鳥羽市の小・中学校の給食に約22キロの「三重オクラ」がJA伊勢から無償で提供されました。
このうち、志摩市立東海小学校では、給食の前に児童と生産者が交流する時間も設けられ、市内で露地栽培をしている山本作助さんが4年生の児童に、1年間で約2万本のオクラを出荷していることや、朝6時から収穫作業を行っていることなどを説明していました。
そして子どもたちは、輪切りの切り口が星形に見えるオクラを使った七夕汁を味わい「毎日食べたいくらいおいしかった」「残さずに食べたい」などと話していました。
JA伊勢によりますと、鳥羽志摩産のオクラの去年の出荷量は県内1位だったということで、今後もこのような取り組みを続けていきたいと話していました。