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子育てしながら通った人も 臨床実習にむけ「登院式」 県立公衆衛生学院

 歯科衛生士を目指す学生が通う三重県立公衆衛生学院(津市)で20日「臨床実習の許可証」を授与する登院式が行われました。

 県立公衆衛生学院では毎年、臨床実習を控えた3年生に、歯科衛生士としての基礎を身につけたことを認め臨床実習の許可を与えるための登院式を開いています。

 今年は、21歳から41歳までの29人が式に臨み、西口輝学院長から「登院許可証」が授与されました。学院長から「実習中の一瞬一瞬を前向きに積極的に取り組んでください」と激励を受けた後、代表の伊藤沙帆さんをはじめ3年生全員が誓いの言葉を述べました。


 学生たちは、これから半年間にわたって県内の歯科診療所などで実習を行い、実践的な知識や技術を磨きます。

 登院許可証を受けた学生は「子育てしながらの学生生活だったので、この日が来るまですごく大変だったのですが、無事にこの日を迎えられて嬉しい気持ちです。実習を乗り越えて立派な歯科衛生士になりたい」「将来は患者さんに寄り添った声掛けや技術を提供できるような歯科衛生士になりたい」と話していました。

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