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子どもたちが自然や生きもの学ぶ

子どもたちが地元の自然や生き物について学ぶ特別授業が18日、三重県四日市市の小学校で開かれました。

 地元の自然について調査し次世代に伝えていこうと、四日市市羽津地区のまちづくり推進協議会が地域に生息する生き物の写真を掲載した「いきものマップ」を作り、羽津北小学校で開いたものです。

 この日は、総合的な学習の中で、校区の探検を行っている3年生の児童約90人が参加、町の公園の維持管理を行ってきた田中逸男さんが講師となり、地域を流れる川の現状や調査や管理の中で発見された生き物などについて説明しました。

 この中で田中さんは、羽津地区にはたくさんの生き物がいる一方で外来生物によって池に自生していたハスがなくなったことなどこれからの課題についても訴えていました。

 児童らは「米洗川をよく知ることができて嬉しかった」「自然を大事にしていきたい」などと感想を漏らしていました。

 羽津地区まちづくり推進協議会の内田寛会長は「子どもたちが地域への思いをどんどん深めてもらって、県外に出てもいつかは帰ってきてくれるだろう」と期待を込めていました。

 協議会では、7月5日に地域を流れる米洗川で生き物調査を行う予定です。

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