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女子中学生がモノ作り体験 鈴鹿高専でワークショップ

 中学生にモノづくりや機械工学の楽しさを知ってもらおうというワークショップが、14日、三重県鈴鹿市の鈴鹿工業高等専門学校で開かれました。

 鈴鹿高専の機械工学科では、女子学生の割合が5パーセント程度で推移していたことから、2021年度から女子中学生を対象に機械工学の魅力を伝えるワークショップを開いています。

 14日は、県内を中心に抽選で選ばれた中学2年生と3年生の20人が参加しました。

 参加した生徒らは、機械工学科の教諭からコンピュータで設計図などを作成するCADの使い方や利便性などを学びモノづくりの楽しさの一端に触れていました。

 また、在学生とともにドアなどに設置するウィンドチャイムの設計に取り組みました。

 鈴鹿高専によりますと、ワークショップの効果もあり、近年では機械工学科の女子学生が全体の15パーセント程まで増加しているということです。

 鈴鹿高専で機械工学を学ぶ伊藤綾香さんは「鈴鹿高専の魅力についてを知り、機械工学に興味を持ち、そこから私たちの勉強している内容を知ってほしい。興味を持ってもらったら、ぜひ高専に入学して日本の工学に貢献してもらえたら」などと話していました。

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