坂口力元厚労相が死去 ハンセン病問題解決に尽力
三重県出身で厚生労働大臣などを歴任した坂口力さんが、8月7日に老衰のため亡くなりました。92歳でした。
坂口さんは1972年の衆議院議員選挙で初当選し、公明党や新進党に所属して11期にわたり衆議院議員を務めました。
また労働大臣や厚生大臣、省庁再編後の厚生労働大臣のほか、公明党の副代表などを歴任しました。
2001年にハンセン病元患者らが「らい予防法」の違憲性を問うた国家賠償請求訴訟で原告が勝訴した際には、大臣の辞表を胸に、控訴断念を当時の小泉総理大臣に進言するなどハンセン病問題の解決に力を尽くしました。
公明党によりますと、坂口さんは7日に香川県高松市内で老衰のため亡くなったということです。
過去に坂口さんの秘書を務めた公明党三重県本部の今井智広代表は「激動の時代に国会議員として、また大臣として国民のために尽くされた姿を尊敬し、後輩としてしっかりと遺志を継いで、誠実にがんばってまいります」とコメントしました。
なお、葬儀は近親者のみで行ったということです。