地域のため尽力 春の褒章に三重から9人
今年春の褒章の受章者が28日、発表され、三重県からは9人が選ばれました。
農業や商業などの分野で模範となる技術や功績のあった人たちが対象の「黄綬褒章」に1人、公共の事業に尽力した人などに贈られる「藍綬褒章」に8人が選ばれました。
このうち、津市在住の北角昌廣さん(86)は、民生委員としての長年の活動が認められ藍綬褒章を受章しました。
86歳で現役の民生委員、津市では最年長の民生委員である北角さんは、「地域の相談役」として30年近く活動を続けています。北角さんが、担当する地区は一人暮らしの高齢者が多く、日常の困り事や金銭面での悩みにも真摯に向き合い、「ありがとう」という言葉が力になっているということです。
北角さんは「(この町は)繋がりが深く、今の世の中に反比例している。大家族の中で民生委員をさせてもらっていて、自分の物を半分分けてでも助け合うことが植えついている」と話し、今後も300世帯以上の見守り活動を続け、それぞれの架け橋となる役割に邁進したいと意気込みます。
さらに北角さんは「できたら体が動かなくなるまではお互いに助け合いながら続けていきたい」と話していました。