原油高、津市の物流・クリーニング現場を直撃
中東情勢の悪化による原油高の影響を、事業者は受けています。
三重県津市に本社を置き、全国へ加工食品などの運送を行っている青山商店荷役では、大型トラックなど約80台を保有しています。
6つの営業所を合わせると、1月で約11万リットルの軽油が必要で、1円ガソリン代が上がると、1ケ月あたり約10万円の負担が増えるということです。

三重県トラック協会によりますと、中東情勢の悪化により、先月上旬から石油販売会社などから一方的に軽油の販売を停止されたり、供給量を制限されたりする動きがあるということです。
原油高の影響は、こちらの業界にも出ています。
津市と松阪市でクリーニング店を7店舗経営する堀川クリーニングでは、1日に約1000点の衣類が集まります。
現在、衣替えのシーズンで、本来なら売上が閑散期の3倍に達する、かき入れ時です。
しかし、ほとんどの作業に「石油由来」の原料が欠かせない現場を、原油高が直撃しています。

工場がある本社では、1月で重油を1800リットルほど使いますが、先月中旬から1リットルあたり50円上がりました。
ハンガーや衣類をカバーするビニール袋なども石油由来の製品で、今後も値上がりが見込まれていることから、不安を募らせています。
