卒業後の独立を見据えて「創業セミナー」
調理師やパティシエを目指す学生が、創業に関する知識や金融の仕組みなどについて学ぶセミナーが、津市の調理専門学校で開かれました。
三重調理専門学校がおととし8月に、人材育成や企業支援などに関する覚書を締結した三重県信用保証協会と共同で開催したものです。
9日は生徒38人が参加し、卒業後の独立を見据えて必要な知識や考え方を学びました。
セミナーでは、学生たちが事業を始めることを想定して、計画書を作成し材料費や労務費、経費などの必要なコストを算出していました。
また、三重調理専門学校の卒業生で現在は四日市市で天ぷら専門店を営む安田英人さんが、修業後の独立した経緯や立ち上げた新店舗のこだわりなどを講演しました。
安田さんは独立したことで人とのつながりがより広がったことや、社会的に認められるなどの創業のメリットを話していました。