北海道の名付け親 松浦武四郎の願い映す「涅槃図」 記念館で特別公開
北海道の名付け親、松浦武四郎の命日である2月10日にあわせて、武四郎の願望が詰まった「涅槃図」が、三重県松阪市の松浦武四郎記念館で特別に公開されています。
幕末の探検家・松浦武四郎は、生前に自らを釈迦に見立てた「涅槃図」の制作を絵師の河鍋暁斎に依頼していて、約5年の歳月をかけて完成した作品には、武四郎が集めた絵画や古物だけでなく妻が泣き崩れる様子まで描かれています。

国の重要文化財に指定されている作品からは、武四郎が自らの死を親しい人物だけでなく、収集したコレクションなどに囲まれて木の下で昼寝をしているように迎えたいといった思いが読み取れます。

また、会場には武四郎の細かな注文を受けながら「涅槃図」を描き上げた天才絵師・河鍋暁斎の初公開となる作品も展示されています。

武四郎の夢が詰まった「武四郎涅槃図」は、4月5日まで松阪市の松浦武四郎記念館で公開されています。