勉強も野球も全力投球 四日市高校 センバツ21世紀枠に期待
3月に開幕するセンバツ甲子園の21世紀枠の候補校に選ばれ、出場が期待されている四日市高校。

野球と勉強を両立し、それぞれの目標に向かって突き進む彼らの姿を紹介します。
去年の秋の三重県大会でベスト4入りし、センバツ甲子園の21世紀枠の候補校に選ばれた四日市高校。
東海大会で準優勝し、センバツ出場が濃厚とされる三重高校とともに、59年ぶりの甲子園への出場が期待されています。

四日市高校の伊藤遼祐選手は「この代は、よい選手が多いなって入った時から思っていた。もしかしたら頑張ればいけるかなと思っていたので結果が出てよかった」と話しました。
加藤敬三監督は「夏の大会でも、強豪である海星高校に4対5という結果でもう少しだったが、悔しい負け方をし、下級生である現2年生1年生につながって、そして、この秋に力のあるチームに勝つということができたと考えている」と振り返りました。
県内で唯一、夏の甲子園の優勝経験があり、選ばれれば59年ぶり甲子園となる四日市高校。
今回野球の成績とともに評価されたのが学業との両立です。
隯海生主将は「平日は練習をしたり授業もあったりするので、勉強は2時間から3時間くらいっていう感じ。将来はコンピューターについて学んでいきたくて、人工知能なんかにも興味があるので、そういうところを学んで、地域社会に貢献できるような勉強をしたいなと思っている」と将来の目標を語りました。
村瀬智哉投手は「今は東大目指して勉強頑張っている。勉強も野球も通ずるところがあって、自分のできなかったところをしっかり考えて、次できるようにするというところは一緒なので、ちゃんと課題を見つけて克服するということを意識している」と努力の姿勢を語りました。

彼らが日々の勉強とともに力を入れているのが「探究授業」です。
川喜田真也部長は「本校の場合には、スーパーサイエンスハイスクールという指定を受けて「探究」を1人1テーマでしている。それぞれ自分が研究したいテーマを選んで2年生で研究をし、そして発表するということをしている」と説明しました。

そのテーマはさまざまで、得平達仁選手は「バット材質と打球速度の関係について調べている。色んな材質のバットを用いてティースタンドに置いて打って打球速度を測っている。実験によって自分に合うバットが見つけられるんじゃないかという意図でやっていた。それでいま使っているバットがいいのかなっていうふうに思った」と研究内容を紹介しました。
隯海生主将は「地域交通・公共交通について研究していて、どうやったら今後の人口減少っていう高齢化社会のなかで、こういう地方鉄道みたいなのが廃線にならずに、持ちこたえていけるのか、存続できるのかというのを考えている」と話し「勉強もきついですし、野球も両立していかなきゃいけないので、なかなか難しい部分もあるんですけど、逆にとことん充実してやっているので、いましかできないことだしと思って楽しんでやっている」と笑顔で語りました。

野球だけでなく、勉強も全力投球まさに文武両道。
30日に発表されるセンバツ甲子園の出場校。21世紀枠の候補校9校のうち、選ばれるのはわずか2校です。

村瀬智哉投手は「甲子園という舞台に立てるっていう可能性があること自体が光栄なこと。それに向けて一生懸命頑張っていきたいなと思う」と意気込みました。
隯海生主将は「なかなか手が届くような舞台では無いので、本当に嬉しいことだなと思う。よい知らせを待ちながらもどんどん次の僕たちの目標である、春の地区予選や県大会とかも控えているので、目前の目標に向けて一心に頑張っている」と語りました。