労働局などが「安全週間」前にパトロール 津市
7月1日から始まる「全国安全週間」を前に、三重労働局と津労働基準監督署の職員らが20日、津市の工場で安全パトロールを行いました。
三重県内の労働災害が増加傾向にあることを受け、労働者の安全を守ろうと行われているものです。
20日は三重労働局の石田聡局長や津労働基準監督署の古市泰久署長らが、津市にあるガラス繊維製品の製造加工を行う日硝ファイバーの工場を訪れ、機械による巻き込まれ防止の対応策などを見回ったほか、熱中症対策についても説明を受けました。
三重労働局によりますと、今年に入ってから5月末までの県内における休業4日以上の労働災害の件数は764件と、前年の同じ時期に比べ5.5%増加していて、担当者は「労働災害防止のために基本ルールを守り行動してほしい」と呼びかけています。