全国初の罰則つきカスハラ条例案提出 三重県が議会に
三重県議会の本会議が14日開かれ、客からの理不尽な要求やクレームといったカスタマーハラスメントを防止するための、全国初となる罰則付きの条例案が提出されました。
提出された「三重県カスタマーハラスメント防止条例案」では、長時間にわたり謝罪を求めたり大声を出したりする行為などを「特定カスハラ」と定め、悪質な行為に対して知事が「禁止命令」を出しても改善されない場合は50万円以下の罰金などを科すとしています。
三重県によりますと、罰則付きの「カスハラ条例案」は全国で初めてだということです。
三重県の一見勝之知事は「条例案の提出に先がけ事業者向けの相談窓口を設置するとともに、県内小規模事業者を対象とした録音・録画環境の整備支援にかかる補正予算を提出した。働く人が安心して働ける環境づくりに向けた取組を着実に進めていく」と述べました。
14日の三重県議会本会議では、この条例案のほか、物価高騰に対応するための支援を含む補正予算案などあわせて16の議案が提出されました。
カスハラ条例案については10月16日に採決され、可決されれば2027年4月に施行される予定です。