光のトンネルに初夏の花々 美しさ競う 夜はホタルの乱舞も
四季折々の花々が楽しめる三重県桑名市の「なばなの里」ではいま、初夏の訪れを告げるあじさいと花しょうぶの共演が楽しめます。
「なばなの里」で行われている、イルミネーションのシンボルとなっている全長約200メートルの光のトンネルには、あじさいと花しょうぶあわせて約300鉢がずらりと並びます。
今年は、ユリの鉢植えも登場し、白く輝くトンネルの中で紫や青、ピンクなど初夏の花々が美しさを競います。
展示されている鉢植えは花の具合を見ながら順次、入れ替えられ7月6日まで行われます。
また、園内の各所でも年々、あじさいの植栽が進んでいて、これからの梅雨の季節に涼やかな彩りを添えるほか、この時期の日没後は園内のせせらぎでホタルの姿が見られ、多い時では一日に約500匹から1000匹にも及ぶ光の乱舞が幻想的な情景を作り出すということです。
なお、「なばなの里」のイルミネーションは1日までですが、あじさいと花しょうぶが並ぶ光のトンネルは、花の展示期間中点灯され、昼間とは異なる趣が楽しめるということです。