価格は去年の1.5倍 新米コシヒカリの出荷はじまる
コメ不足による価格高騰が続く中、三重県産の新米コシヒカリの出荷が25日、三重県津市のミエライスで始まりました。
コシヒカリは県内の米の販売量の約7割を占めていて、今年は高温が続いたことから例年よりも3日から5日程収穫が早まりました。
津市のミエライスでは、25日に県内の米農家から収穫された新米コシヒカリ約30トンを袋詰めする作業が行われました。
2キロ、5キロ、10キロの袋詰めが行われ、5キロ入りの価格は県内の量販店で去年の1.5倍となる4500円から4600円になる見込みです。
今年の猛暑の影響で小粒となったものの、実が詰まり甘味と香りが感じられる出来になったということです。
ミエライス営業部の駒田恵梨香さんは「厳しい暑さの中、農家さんの頑張りによって例年よりも良いお米が収穫することができました。ぜひ皆さんも三重県産のコシヒカリを味わっていただきたい」と呼びかけていました。
ミエライスでは8月中に約120トンの出荷を予定していて、県内を中心に東海、北陸、関西の量販店などで販売されます。