低体重乳児の胸部ロボット手術に成功 世界でも例なし 三重大学病院
三重大学医学部附属病院(津市)は、最新型の手術ロボットによる乳児の胸部腫瘍摘出に成功したと発表しました。
低体重の乳児に対する胸部のロボット手術は世界でも例がないということです。

最新の手術ロボット「ダビンチSP」は、1本のロボットアームにカメラなどすべての機能が備えられ、1カ所の切開部分のみで手術が可能となるもので、三重大学病院では一昨年から導入されています。

これまで体が小さい乳幼児の胸部切開手術は成長に伴う後遺症など大きなリスクがありましたが、今回ダビンチSPを使用することにより、腹部の1カ所の傷のみで体重5.5キロ、生後6カ月の乳児に対して、右胸部にあった7センチ大の腫瘍を傷つけることなく摘出できたということです。
三重大学病院では、一昨年、8歳の男児の腫瘍摘出に成功していますが、低体重の乳児に対する胸部のロボット手術は世界にも例がないということで、三重大学病院では「今後は乳幼児の肺の疾患にも適用できるのでは」と期待しています。