会場満席を目指して 三重大学応援団の挑戦
8月22日に開かれた三重大学応援団の夏の風物詩「チアバンステージ」。誰かの応援に青春を捧げる応援団が主役になる日です。
「会場を満席にする」という目標に向かって過去最多の98人体制で挑んだ応援団の夏を取材しました。
真夏の日差しが照りつける中、気迫のこもった応援を見せるのは三重大学応援団です。1985年に結成した三重大学応援団。チアリーダー部とブラスバンド部、そして、応援の指揮をとるリーダー部の3部で構成されていて、今年は過去最多となる98人が所属しています。
応援団の主な活動は硬式野球部など、運動部の応援に駆けつけ、全力でエールを送ること。活動は、地域の祭りや企業のステージへの参加など、大学の外にも及び、地元・津市の「巨大龍踊り」では、団員たちが龍の担ぎ手として参加するなど、応援で地域を盛り上げてきました。
普段は誰かを応援することに青春を捧げる応援団。この夏、かなえたい目標がありました。2週間後に開かれる三重大学応援団の夏の風物詩「チアバンステージ」。そこで、悲願となる会場の「山翠ホール」の満席を目指します。
見る人の心を動かすステージを届けようと、連日30℃を超える真夏の体育館で厳しい練習が続きます。
一人でも多くの人に三重大学応援団を知ってもらいたい。集客のかなめ、広報を担当するのは、三重大学応援団初の女性リーダー部員、平松那菜さんは「いろんな方にエールを届けたくて知ってもらいたい」とSNSなどを通じて、応援団の魅力を発信しています。
満席のホールを見据えて、受付方法にも工夫が。二次元コードで受付できる仕組みを作ったという。
迎えたステージ当日。これまでの練習の成果を披露する日です。円陣を組み、全員で気持ちを一つにします。会場の入り口には開演を待つ人たちの長い列。受付を済ませ、続々と会場の中へ。満席とはなりませんでしたが、会場には去年の約3倍もの観客が集まりました。
チアバンステージの今年のコンセプトは「夏の夜」。「夏」をイメージした楽曲に乗せてエネルギーあふれる演目が披露されました。そして、ステージを締めくくるのは、3部一体で披露する三重大学応援歌です。
「知ってる顔があり安心できました。応援団良かったよと言っていただき、力になり、またその方々に向けて応援をしていきたい」と三重大学応援団 桂大貴団長は、終了後、すがすがしい表情で話してくれました。