伊勢湾内の関係機関が連携確認 南海トラフ地震を想定し港湾の防災訓練 三重・四日市港
南海トラフ地震が発生し、三重県をはじめ愛知県や静岡県の沿岸に津波による大きな被害が生じたことを想定した合同防災訓練が15日、四日市港で行われました。
地震や津波による大規模な被害が発生した際、伊勢湾内の関係機関が連携し迅速に緊急物資の輸送ルートを確保しようと開かれたもので、三重県内での開催は初めてとなります。

訓練には国土交通省や三重県、海上保安部をはじめ災害協定を結ぶ関係団体などから約150人と船舶9隻が参加しました。
訓練は南海トラフ地震が発生し、伊勢湾内では最大震度6強が観測され、最大5メートルの津波が到達したと想定して行われ、ドローンを使った被災状況の確認や、海底に沈んだ異常物の調査などが行われました。

また、安全な海上輸送ルートを確保するための浮遊物の除去や、大型の重機船による海底に沈んだコンテナなどを回収する訓練も行われ、参加者たちは災害時の連携や対応を確認していました。

伊勢湾に関係する官民が一体となって取り組む伊勢湾BCP協議会では、災害時における伊勢湾の港湾物流機能の早期回復に向けた計画を策定していて今後も関係機関の連携強化に努めていきたいとしています。