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交通事故の死者が昨年より8人増 県内全警察署で一斉取り締まり

 三重県内で交通死亡事故が相次いでいることを受けて、三重県警は10日、県内18の全ての警察署で一斉に交通指導取り締まりを行いました。

 9月1日には、鈴鹿市でトレーラーと乗用車が出合い頭に衝突し18歳の大学生が死亡する事故が起きるなど、県内では今年に入ってから9日までに交通事故による死者が38人と、去年の同じ時期と比べて8人増加していて、このうち65歳以上の高齢者が25人と全体の6割以上を占めています。

 これを受けて三重県は2日に、2023年4月以来となる交通死亡事故多発警報を発令し、交通ルールを守るよう呼びかけるチラシを配るなど、交通事故防止を呼びかけています。

 10日は県内18の全ての警察署で一斉に交通指導取り締まりが行われ、このうち津南警察署からは交通機動隊の白バイ11台が出発し、交通違反を取り締まりました。

 「交通死亡事故多発警報」は30日まで発令されていて三重県警は取り締まりを強化するなど交通ルールの徹底を呼び掛けています。

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