交通事故で娘を失った遺族が講演 犯罪被害者支援を行う実務担当者研修会 三重・津市
11月25日から12月1日までは「犯罪被害者週間」。
犯罪に巻き込まれた人やその家族など犯罪被害者に寄り添った支援を行う実務担当者の会議が18日、三重県津市で開かれました。
「犯罪被害者週間」にあわせて三重県警察本部が毎年開いているもので、行政や警察、司法などの関係団体でつくる協議会の会員らあわせて約80人が参加しました。
弁護士による研修会が行われたほか、2012年に京都府で発生した小学校の集団登校の際の交通事故で当時、妊娠7カ月の妊婦の娘を失った中江美則さんが講演しました。

中江さんは加害者だけでなく、発生当時は病院や警察、マスコミなどあらゆるものに怒りを感じたことなどを声を詰まらせながら話し、参加者を前に残された遺族の思いを明かしていました。
