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中型トラックのエンジン寄贈 自動車学ぶ高校生に

 自動車工業コースで学ぶ生徒の実習に役立ててもらおうと、23日、三重いすゞ自動車が鈴鹿市の県立稲生高校に中型トラックのエンジンを寄贈しました。

 自動車工業コースの3年生15人のほか、三重いすゞで整備士として活躍している稲生高校の卒業生らが出席した贈呈式では、三重いすゞの西田義明代表取締役社長が「今回寄贈したエンジンを存分に活用していただいて、自動車業界全体に興味や関心を寄せてもらいたい」と挨拶。稲生高校の横山勝規校長に目録を手渡しました。

 また、在校生を代表して3年生の山田凌雅さんが「大切に使わせていただきます」と挨拶しました。

 今回贈られた「4HK1」エンジンは排気量が5193CCで、現在の排気ガス規制に対応した中型トラックのディーゼルエンジンです。

 生徒は「エンジンについて学んでいるこの時期にトラックのエンジンが来てくれてうれしい」「勉強して、将来は自動車関係について楽しく仕事がしたい」などと話していました。


 自動車工業コースで学ぶ3分の1ほどの生徒が自動車整備士の道に進むということで、生徒たちの整備技術の向上や知識の習得に役立てられるということです。

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