不倫関係の同僚女性を殺害 男に懲役16年の判決
昨年、四日市市内の雑木林で白骨化した女性の遺体が見つかった事件で、殺人と死体遺棄の罪に問われていた男に対し、津地方裁判所は25に懲役16年の判決を言い渡しました。
殺人の罪などに問われていたのはフィリピン国籍で菰野町の工場作業員ジュニ・ジェルビン・ベルナデス被告(32)です。
起訴状などによると、ジュニ被告は一昨年7月、四日市市内に止めた車の中で、同じ工場で働いていた中国籍の趙霞さん(当時36)の首を両手で絞めて殺害し、遺体を四日市市内の雑木林に遺棄した罪に問われていました。
津地方裁判所で開かれた裁判員裁判で、西前征志裁判長は「約5分もの間、手を止めることなく首を絞め続けたことは悪質で、殺害に向けた強い気持ちがあった」と述べ、ジュニ被告に懲役16年の判決を言い渡しました。