三重県信用保証協会「百五銀行との新制度の覚書披露式」
中小企業などが融資を受ける際に公的な保証人となる三重県信用保証協会が、三重県津市に本店をおく百五銀行と新たな長期一括保証制度を創設し9日覚書を披露しました。
県内の中小企業や小規模事業者の資金繰りの円滑化を図り経営改善や地方創生につなげることを目的とするものです。
9日に開かれた披露式で三重県信用保証協会の石田勝己常務理事は「物価高の影響を受けた県内の中小企業や小規模事業者の成長に向けた支援が実現できるように覚書を踏まえて密接に連携していきたい」と挨拶しました。
今回の超長期一括保証制度では、返済期間が2年以上10年以内に設定できる他、保証限度額も企業の財務内容によりますが最大2億8000万円となり通常の保証料率よりも0.1%の割引が適用されます。
制度の運用は9日から2028年3月31日までとなります。