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三重でインフル急増 過去10年で最速の警報レベル

三重県内のインフルエンザの患者数は7週連続で増加し、国が警報レベルの目安とする30人を上回りました。

 県によりますと、11月10日から16日までの県内のインフルエンザの患者数は、1医療機関あたり31.49人で前の週から10人以上増えて国が警報レベルの目安としている30人を上回りました。

 11月に警報レベルの30人を上回るのは2年ぶりで、過去10年では最も早いということです。

 保健所別の患者数は鈴鹿保健所が49.4人で最も多く、次いで、桑名保健所が32.7人、津保健所が31.7人となっていて、小・中学生など若年層を中心に感染が広がっているということです。

 県内では、18日時点で、幼稚園と小・中学校において休校が3校、また、幼稚園と小・中・高校において学年閉鎖が39校、そして、小・中・高校の53校で学級閉鎖の措置が取られています。

 県では、こまめな手洗い、室内の換気や加湿など感染予防対策の徹底を呼びかけています。

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