一度途絶えた萬古焼、どう受け継がれた? 四日市で作品57点を展示
三重県四日市市を中心とした地域の伝統工芸品、萬古焼の歴史の始まりと魅力を紹介する展覧会が、四日市市文化会館で開かれています。
「萬古焼は、二度生まれた。」をテーマにしたこの展覧会。萬古焼の中でも「古萬古」は、江戸時代中期に沼波弄山(ぬなみろうざん)によって生み出された、萬古焼の始まりとされる焼き物です。
その後、一度途絶えた萬古焼を森有節(もりゆうせつ)・千秋兄弟が再興させ、新たに、木型を用いて成形する技法を取り入れて生み出したのが「有節萬古」です。
会場には、この2種類の萬古焼を中心に、57点の作品が展示されています。受け継がれたもの、そして新たに生み出されたもの。それぞれの作品を見比べながら、萬古焼の歴史や作品が持つ個性を楽しむことができます。
学芸員の内山麻友美さんは「萬古焼がどのように生まれ、受け継がれて、再び花開いたのか。萬古焼の歴史について実際に見てもらえれば」と呼びかけました。
この展覧会は、四日市市文化会館で12月20日まで開かれています。