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レモンとオレンジの交配種「マイヤーレモン」 豊作の「表年」で生産量2割増

 レモンとオレンジの交配種で、甘みと酸味を兼ね備えた「マイヤーレモン」の収穫が、三重県御浜町と紀宝町で最盛期を迎えています。

 マイヤーレモンは、温暖な気候での栽培に適していて、御浜町と紀宝町は国内最大級の生産地となっています。

 御浜町柿原の田中高美さんの農園では、田中さんらが実を手際良くはさみで切り取っています。

 今年は実りの多い「表年」で、天候にも恵まれ、例年より2割ほど多い120トンの生産を見込み、大玉に仕上がっているということです。

 田中さんの農園での収穫は来年1月末までで、東京や関西のスーパー、愛知県の加工業者に出荷され、フィナンシェやケーキの材料となるほか、輪切りにしたり、皮ごとブロック状に凍らせたりしてチューハイに入れると相性が抜群ということです。

 取材:中日新聞熊野通信局

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