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ルーシー・リーの陶芸の軌跡たどる展覧会 三重県立美術館で開催

 20世紀を代表するイギリスの陶芸家、ルーシー・リーの制作初期から円熟期までの作品などを集めた展覧会が、津市にある三重県立美術館で開かれています。

 ろくろから生み出される優美な形と色鮮やかな釉薬による独自の作風で、今なお多くの人を魅了するルーシー・リー。

 現在のオーストリア・ウィーンに生まれ、ウィーン工芸美術学校で轆轤に魅了されて作陶の道に進みますが、その後、ナチス・ドイツの迫害を受けてイギリスに亡命し、作陶の場をロンドンに移しました。

 今回の展覧会では、ルーシー・リーの制作初期から円熟期までの作品約70点に加え、リーと親交があり、作風の変遷にも影響を与えたと言われる陶芸家のバーナード・リーチやハンス・コパー、日本の民芸作家・濱田庄司らの作品約50点も展示され、東洋のやきものとの関わりをひもときながら、リーの造形の魅力に迫る内容となっています。

 また、戦時下のロンドンで生計を立てるために制作したボタンの数々からは、釉薬の研究を重ねていたことも見て取れます。

 展覧会は三重県立美術館で12月13日まで開かれています。

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