バイクの日を前に 展望台で交通事故防止を呼びかけ

8月19日の「バイクの日」を前に観光地、三重県鳥羽市にある鳥羽展望台で16日、ツーリング途中の人たちに警察官らがバイクの交通事故防止を呼びかけました。
「バイクの日」は交通事故撲滅のため制定されたもので、7月から9月までの3カ月間を「バイク月間」として日本二輪車普及安全協会などが広報啓発イベントを各地で開いています。
16日は、地元の交通安全協会と鳥羽警察署の警察官5人が鳥羽展望台でバイクの利用者らに、安全を確保して運転することを呼びかけるチラシと啓発グッズを配りました。
三重県警察本部によりますと、今年に入って15日まで(暫定値)に二輪車の人身事故は県内で151件発生していて、4人が亡くなっています。
鳥羽警察署交通課の三輪有吾係長は「自動二輪は転倒した時に運転者が大けがを負いやすいという特性もあります。速度を控えめにして疲れたらすぐに休み、集中できる環境をつくっていただきたい」と呼びかけています。