ドームのスクリーンに 子どもたちが描いた絵が泳ぐ
子どもたちが描いた絵がドームの中で泳ぎだすアートイベントが13日、三重県鈴鹿市のハヤシユナイテッド文化ホール鈴鹿で開かれました。
幅広い世代に楽しんでもらえる施設の活用方法を考えようと、鈴鹿高校の生徒が探究学習の一環として、鈴鹿市に本社をおく林建材とともに半年をかけて企画したもので、13日は参加した1年生と2年生6人も運営に携わりました。
訪れた子どもたちは早速、用意された用紙に思い思いの海の生き物や好きなキャラクターなどを描いていました。
描いた絵を専用の機械でスキャンすると、ドームのスクリーンに色とりどりの生き物たちが元気に泳ぎだし、子どもたちは目を輝かせて見入っていました。
参加した子どもたちは「楽しかった」「泳いでいるのはきれいだった」と話し、企画した生徒は「自分の魚だと喜んで親に伝えているのがとてもうれしかった。この経験を通して未来につなげられるようにしていきたい」と笑顔を見せていました。