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タブレット端末から様々な楽器の音色が 小学校で出前授業

 ICT(情報通信技術)を使って音楽を楽しんでもらおうという最新型の出前授業が、三重県津市にある三重大学教育学部付属小学校で開かれました。

 電子技術を応用した芸術の普及・啓発を目的に設立された、かけはし芸術文化振興財団の出前授業の実施校に選ばれたもので、小学5年生32人が参加しました。

 講師はミュージシャンでICTを使った音楽教育実践の第一人者MASAKingさんがつとめ、最初に手拍子や全身を使って音楽に大切なリズム感を高めました。

 その後、児童たちは4人一組のグルーブにわかれて、指でドラムの演奏ができるパットとタブレット端末を使い、エレクトリックピアノやギター、ドラムなどの音色を使ったアンサンブルに挑戦。

 セッションでは即興的な要素も多く、創造力を刺激する電子音楽の楽しさに触れ、児童の一人は「リズムを感じて体を動かすことが楽しかった」と話していました。


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