NEWS県内ニュース/詳細

グラスアートで“接吻”を再現 透明感きらめくグラスアート展

 透明感や光の反射が美しいグラスアートの教室に通う生徒や子どもたちが制作した作品の展示会が、25日、三重県亀山市で行われました。

 この展示会は、グラスアート教室アトリエKakoが開いたもので、教室に通う生徒と、亀山市内で児童の発達支援や放課後デイサービスを行う「エイド」を利用する子どもたちなど約200人の作品が展示されています。

 グラスアートとは、ガラスの上に、フィルムなどをはって形作る芸術作品で、透明感や光の反射が美しいステンドグラスのような見た目が特徴です。

 会場には、講師が制作した大型作品10点のほか、子どもたちが作ったガラスの鳥居など、テーマである「一瞬の永遠」にちなんで大切な時や思いを表現した作品、約500点が並んでいます。

 代表の竹島愛佳さんが、オーストリアの画家クリムトの「接吻」をモチーフにして1年かけて作ったこの作品は、重厚感を出すために油彩を用いて仕上げていて大切な人と関わる愛情が表現されています。

 グラスアート教室合同会社アトリエKakoの竹島愛佳代表は「ものづくりの楽しさと作品の奥にある思いを感じてもらえれば」と話しています。

県内ニュース一覧に戻る

ページトップへ