クマ対策や学校への盗撮カメラ探知機の配備など 補正予算案を発表
三重県内でもクマの出没が相次いでいることを受け、三重県はクマ被害の防止対策の費用などを盛り込んだ補正予算案を発表しました。
三重県によりますと、今年4月以降、18日までに県内でツキノワグマの出没が71件確認されていて、統計をとり始めた2006年度以降では過去最多だった昨年度の162件に次ぐ多さとなっています。
19日に発表された補正予算案には、外出先などでクマの出没情報を確認できるアプリの運用費や、県のホームページに掲載しているクマの出没情報の内容を充実する費用などに436万円が計上されました。

このほかに、教員らが女子児童らの盗撮画像を共有していた事件を受け、全ての県立学校に盗撮カメラの探知機を配備する費用などに約1000万円が計上されました。

補正予算案は11月25日に三重県議会に提案されます。