カメムシ10倍発生で梨に打撃 中身スカスカに悩む農家
嫌な臭いを発するカメムシが今大量発生していて、農家たちを悩ませています。
三重県津市で梨農家を営む工藤正明さんは、約4000平方メートルの土地で約10種類の梨を育てています。

8月中旬の出荷に向けて、現在は形の悪い実などを間引く「摘果」の作業を行っていますが、「カメムシに刺された実は商品にならないので落としていく。中の水分がなくなってスカスカになり成長しなくなっている。結果として他が膨らんでへこんだような形になる」と話します。

現在、カメムシは県が注意報を発表するほど大量発生していて、注意報は5年連続で発表されています。

三重県病害虫防除所が行った調査では、今年4月から6月にかけて、果物に害を与えるカメムシが平年の10倍の多さで発生しているということです。
三重県病害虫防除所の守屋智子副所長は、「越冬したカメムシの量が例年より多く、その影響で今年の春も多く発生している。収穫が始まった梅にも被害が確認されている。カメムシの数は園地によって違うので農場をよく見てもらって、カメムシがいたら早めに対策していただきたい」と話しています。
