カニや伊勢エビなどを模擬セリ 年に一度の「いちばの朝市」
三重県内産の野菜や魚をPRして市場の活性化を図ろうと、マグロの解体ショーなどが楽しめるイベントが7日、四日市市で開かれました。

四日市市の北勢地方卸売市場で年に一度行われている「いちばの朝市」。今年で20回目を迎え、水産物や野菜など約40のブースが並びました。
まず行われたのは、模擬セリです。カキ、カニ、伊勢エビなどのお目当ての水産物を参加者が大きな声をあげて格安で競り落としていました。


そして、多くの人が見守る中で行われたのは伊勢マグロの解体ショーです。水産業者が鮮やかな手さばきで約70キロのマグロを10分ほどで解体すると、会場からは「食べたい!」などの大きな歓声が上がりました。

7日も朝はひんやりとした肌寒い気温となりましたが多くの人が訪れ、水産物や果物、野菜などを買い求めていました。
訪れた人は「天然のマグロを買いました。刺身にして食べたい」「距離が近くて市場の人などみんなが話しかけてくれるので活気があっていい」などの声が聞かれました。
