カエルとイモリが天気予報 三重・鳥羽水族館
梅雨の足音が近づく中、鳥羽市にある鳥羽水族館ではある生き物が天気予報を行っています。
カエルとイモリは、皮膚に毛や鱗がなく、水分が蒸発しやすいため体が濡れていないと生きていけないため、大気中の湿度によって行動が変化します。
この特性を活かし、鳥羽水族館の水槽ではカエル10匹とイモリ10匹を分けて展示し、飼育係が行動を観察して、翌日の天気を予想しています。
カエルは、目を開けていたり、木に登っていたりなど活発に動いていれば雨、じっとしていれば晴れ。
イモリは、水中にいれば晴れ、上陸していれば雨で、その割合によって判断します。
イモリとカエルの天気予報は8月末まで行われ期間中は1日2回、飼育係がカエルとイモリの行動を観察して、天気を予想します。