アマチュア無線の愛好家らが交流

アマチュア無線の愛好家らが交流を深める催しが12日、三重県津市で行われました。
アマチュア無線の知識や意見交換の場として約50年前から行われているもので、県内を中心に多くの愛好家らが参加しました。
東日本大震災クラスの大規模災害においては、携帯電話と比べ、アマチュア無線は、比較的つながりやすく連絡手段の一つとされています。
会場には、鉱石の一つ、ゲルマニウムを使った電源の要らない自作のゲルマニウムラジオの展示や、県内8つのアマチュア無線クラブの取り組みや活動内容を紹介したブースが設けられ、訪れた人達は、それぞれ意見を交わし交流を深めていました。
講演会では、日本アマチュア無線連盟の森田耕司会長が、アマチュア無線の愛好家の減少や高齢化についてふれ、「若者が無線に興味を持つような取り組みが必要。次世代への支援をしていきたい」と話しました。