わずか20日間の恵み「竹水」体験会
全国的に問題になっている放置竹林の解消に向け、6日に三重県桑名市の竹林で若い竹から今の時期だけ採れる水「竹水」を採取する体験会が開かれました。
たけのこの産地として知られてきた桑名市では、人の管理が行き届かずに放置されている竹林が約600万平方メートルに及ぶとみられています。

この日は、放置竹林の整備や竹の有効活用に取り組む「桑名竹取物語」のメンバーや地元の人など約50人が参加して、若い竹から採れる水「竹水」を採取しました。
竹水は、竹が成長する際に地下から吸い上げた水で、4月末から5月中旬にかけてわずか20日ほどしか採れない貴重な水として知られています。

参加者は、竹を根元から1メートルほどの部分で切り倒し、断面からしみ出した水をためる袋をかぶせるなど、竹水を採る仕掛けづくりを体験していました。
参加した人は「楽しい。リフレッシュになった」と楽しそうに話しました。

竹水には、アミノ酸など肌の保湿に良いとされる栄養分も多く含まれていて、今回採れた竹水は、化粧品などに活用されるということです。
また、作業の後には、竹林で採れたたけのこを使った炊き込みごはんが振る舞われ、参加者は桑名のたけのこを堪能していました。