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すい臓がんの克服目指す「パープルリボン活動」 9月にイベント開催 

早期発見や治療が難しいとされる、すい臓がんの克服を目指し、啓発や患者の支援などを進める「パープルリボン活動」のイベントが、今年も三重大学で9月に開催されます。

 すい臓がんは初期症状が出にくく、5年生存率が10%と最も治療が難しいがんと言われています。

 津市にある三重大学医学部附属病院では、すい臓がんの早期発見と専門施設での治療の重要性を広く知ってもらおうと、アメリカ発祥の「パープルリボン活動」のイベントを2012年から、毎年開催しています。

 14年目となる今年は9月14日・日曜日に開催されることになり、実行委員会のメンバーが三重県庁で会見を開きました。

 イベントでは、三重大学の構内を歩くパープルリボンウオークや医療従事者による講演のほか、患者の治療体験談が盛り込まれたセミナーなどが予定されています。

 実行委員会の委員長を務める三重大学医学部附属病院の岸和田昌之病院教授は「このイベントで、すい臓がんの早期発見と治療の大切さを多くの人に知ってもらいたい」と話していて、実行委員会ではイベントをサポートする中学生以上のボランティアも募集しています。

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