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お茶のまち・水沢町でワインづくり 地域の新たな名物を目指す

 お茶の産地として知られる三重県四日市市水沢町で、新たな地域の名物にしようと、ワイン作りが行われています。

 ワイン作りを行っているのは、水沢町で生まれ育った五十嵐和仁さん。建設会社の社長を務めながらぶどう栽培を行っています。

 もともとは、建設業で建築・土木の仕事をしていた五十嵐さん。祖父が専業農家で、幼いころから農業が身近にあり、いつかは自分が好きなぶどうをつくってみたいと考えるようになりました。

 水沢町では、農業従事者の減少と少子高齢化が進んでいます。五十嵐さんは、将来若い人たちがこの町に戻ってきたいと思ってもらえるように、農業で町を盛り上げたいと日々ぶどうの栽培に励んでいます。

 「生まれ育った水沢町で耕作放棄地も増えてきて、その中で水沢の魅力を発信できるものとして醸造用ぶどうをワインにすることで多くの人に水沢に来てもらえたら」(五十嵐さん)

 産地ごとに味に特徴が出るワインづくりへの挑戦を決断し、3年前から本格的なぶどう栽培を始めました。

 ぶどう栽培は、1年の平均気温が10~16度で、雨が少なく乾燥した地域が適しているとされています。水沢町は降水量が多いため、五十嵐さんは畑に土を盛り排水性を高め、下草を植えて水分量を調整する工夫をしています。

 去年販売したワイン約2200本は完売したということです。いま仕込んでいるワインは年末ごろから販売される予定で、今年は去年を超えるワインを作りたいと話しています。

 「まだぶどうが若い状態なのでワイン自体も軽いものが多いですが、これが“水沢の味”と自信を持って言えるものを作ってみたい」(五十嵐さん)

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