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おぼれたらどう救う?プール事故を想定した初の連携訓練 

 海やプールなどでの事故が増える夏休みを前に6月30日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキット内のプールで、官民が連携した水難救助訓練が行われました。

 プール現場での監視体制の強化と要救助者の早期発見、そして、迅速で安全な救助で人命を救うため鈴鹿サーキットの職員と、鈴鹿市消防本部の潜水救助隊員が連携して初めて行われたものです。

 訓練は、水深約1メートルの流れるプールで人がおぼれている想定で行われ、はじめに潜水救助隊員が手本を見せた後、施設の職員が救急救命士の資格を持つ隊員の指導を受けながら声を掛け合って素早く助け出していました。

 プール内で意識を失った人を救助する訓練も行われ、成人男性を想定した人形を引き上げるとAEDを活用した救命活動も実施されました。

 また、隊員は、救助現場では救助された人のプライバシーの確保が重要であると説明していました。


 鈴鹿サーキットでは、7月5日からプールの利用が始まるということで訓練に参加した職員は改めて適切な救命活動への理解を深めていました。

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