「6月に出没が急増」クマに注意よびかけ
4月17日、尾鷲市と紀北町に今年度最初のクマアラート注意報が発表されたことなどを受け、一見勝之知事が23日、県民にツキノワグマへの注意をよびかけました。
紀北町の熊野古道ツヅラト峠で4月17日、登山客からクマの目撃情報が寄せられこれを受けて県は、尾鷲市と紀北町にクマへの注意を呼びかけるクマアラート注意報を発表しました。
4月に入って南伊勢町に次ぐ2回目の出没で、その後20日には、尾鷲市でも目撃情報が寄せられています。
一見知事は23日の定例会見で、隣の滋賀県でもクマに襲われる被害が出ているとして、県民に「クマは冬眠から覚めて4月からぼちぼちと活動している、6月になると出没件数が急増する。十分クマに注意をしてもらいたい」とよびかけました。
県では、山に入る際は鈴やラジオなど音がするものを携帯し単独行動は避けるよう注意をよびかけています。