「階段を下りるところが難しかった」 子どもたちが仕事体験
子どもたちが多様な仕事を体験することで、働くことや社会への関心を深めてもらおうというイベントが21日、松阪市の三重県立みえこどもの城で開かれました。
子どもたちに身近にあるたくさんの仕事を知ってもらい、地域への愛着を高めてもらおうと、県内の企業や団体の協力で開かれている恒例のイベントです。
21日は機械加工や美容業、製薬会社などの仕事が体験できる9つのブースが設けられ、どの業種もすぐに定員が埋まるほどの人気となりました。
介護の仕事体験では、参加した子どもたちが車いすに乗った人や目と耳が不自由な人の介護を体験し、段差を上る難しさなどを実感していました。
参加した子どもたちからは「車いすを押したのが楽しかった。力がいったから大変だった」「階段を下りるところが難しかった。病院の医者になろうと思います」との声が聞かれました。
おしごと体験イベントは28、29日にも開かれ、金融業や建設業、競輪選手などの体験が行われます。