「鋳物の街」桑名を高校生が盛り上げ 産学官連携で鋳物体験プログラム開発
三重県の「鋳物の街」桑名で、地元の高校生らが鋳造メーカーなどと連携して体験プログラムを開発するプロジェクトが進められています。
体験を通じて「鋳物の街」桑名を盛り上げようと、創業79年の鋳物メーカー城田鋳工が県立桑名工業高校や中京大学、そして桑名市とともに今年5月から産学官連携プロジェクトとして取り組んでいるものです。
持ち運びが可能で、比較的安全に作業ができるペーパー鋳造という厚紙を使った工法による体験プログラムの開発に向け、毎週1回のペースで高校生や専門技術を持つ社員らが試行錯誤しています。
18日は、約260度に熱した錫(すず)をアルミと板で挟んだ厚紙の型に流し込んでギターのピックを作ったほか、腕輪の型が、錫が冷えるまでに型どおりに成形できるかなどを確認していました。
桑名工業高校3年の渡邉大雅さんは「昔より鋳物が少なくなっているので、その課題というのは何なのかというものが気になった。みんなに鋳物の楽しさをもっと知ってもらいたい」と話していました。
鋳物体験プログラムは9月6日に桑名市内で開催のイベントで実施される予定で、城田鋳工では、体験を通じて鋳物の楽しさを知ってほしいと話しています。