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「笑顔で楽しんで」 新酒の完成を祝い初搾り式 三重・伊賀市

 今年とれた新米で作られた日本酒の完成を祝う初搾り式が、19日、三重県伊賀市の若戎酒造で開かれました。

 「初搾り」純米吟醸義左衛門は、三重県産の酒米「神の穂」を使った日本酒で、今年9月から仕込みが始まり今月3日に完成しました。

 この日の初搾り式には、若戎酒造の社員や米の生産者など、約40人が参加し、初搾りを終えた事を神前に報告し、新酒の完成を祝いました。

 そして、神前に捧げた酒を口にする直会(なおらい)の儀を行い体を清めるとともに、新酒の香りや味を楽しんでいました。

 完成した酒に使われた今年の酒米は、ここ5年で最高の出来で、フレッシュな香りとみずみずしい味わいが特徴の酒に仕上がったということです。

 若戎酒造の重藤邦子社長は「毎年一番最初に新酒をお届けする初搾りは緊張するけれど、今年もこの初搾りを迎えられた事を幸せに思っている。ぜひ家族や仲間と温かい食事を囲んで、ワイワイと笑顔で楽しんでいただければ」と話しています。

 「初搾り」純米吟醸義左衛門は20日から数量限定で県内外の酒店などで販売されます。

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