「現代の名工」に続き黄綬褒章 鈴鹿市の建具職人・藤本拡司さん
2026年の秋の褒章の受章者が2日、発表され、三重県からは14人と1団体が選ばれました。
長年にわたる社会奉仕活動を称える「緑綬褒章」に1つの団体、農業や商業などの分野で模範となる技術や功績のあった人たちが対象の「黄綬褒章」に3人、公共の事業に尽力した人などに贈られる「藍綬褒章」に11人が選ばれました。
このうち、鈴鹿市で木工所を営む藤本拡司さん(73歳)は、建具職人としての功績が認められ、黄綬褒章の受章が決まりました。半世紀にわたり建具職人としての腕を磨き、2025年、現代の名工にも選ばれました。
藤本さんは伝統技法「組子」の芸術的な美しさに焦点を当て、近年では組子細工を使った絵画やスピーカーなどを手がけています。変わりゆくライフスタイルの中でも木の温もりを感じてほしいと話します。
三重県建具工業協同組合の活動の一環で、体験学習の講師として県内の小中学校に出向き、子どもたちにものづくりの楽しさを伝えています。