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「愛されるパイロットに」若き8人が陸上自衛隊航空学校で卒業式

陸上自衛隊のパイロットを目指す隊員の卒業式が28日、三重県伊勢市の明野駐屯地にある陸上自衛隊航空学校で行われました。

 卒業式を迎えたのは1年間に渡り、ヘリコプターの操縦などの訓練を行った24歳から29歳の隊員8人です。

 卒業式に先立ち、隊員たちは家族や教官らが見守る中編隊飛行を行い、訓練の成果を披露しました。

 卒業式では、廣瀬敏彦学校長がひとりひとりにパイロットの証である航空き章を授け「これからも厳しい訓練が待ち受けているが、常に挑戦し続け全員が活躍することを期待している」と激励しました。

 麻生一真3等陸尉は「安全・確実に与えられた任務を遂行して、信頼されるパイロットになりたい」と話し、浅見駿弥3等陸尉隊員は「培ってきたものをいかして、冷静な状況判断や人を守る面で愛されるパイロットになりたい」と意気込みました。

 卒業後は、物資などの輸送を行う実用機操縦の訓練を受けた後、それぞれの部隊で活躍します。

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