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「川喜田半泥子のように自由奔放に」 陶芸を学ぶ人たちの作品展

 実業家でありながら、芸術家としても名をはせた川喜田半泥子らの作品を紹介するギャラリーで、陶芸を学ぶ人たちの作品展が、10日から三重県津市で始まりました。

 この陶芸教室は、半泥子やその弟子たちの作品を紹介する「ギャラリー仙鶴」が10年前に開設したもので、会場には月3回の教室に通う20代から80代までの25人が制作した約250点が展示されています。

 1人90センチ四方のスペースに、茶碗や香合などの茶道具やカップや皿といった日常遣いが楽しめる作品などがそれぞれの感性で展示されています。

 ひも状に伸ばした粘土を重ねて作る基本的な技法や、電動ろくろでの成型など作る方法も様々で、陶芸教室では「半泥子のように自由奔放に楽しく自分自身の作品を追求してもらえれば」と話しています。

 この作品展は14日まで津市のフェニックスビルで開かれていて、期間中は生徒が作った茶碗や菓子器で抹茶も楽しめます。

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