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「命の大切さがわかった」小学生が胡蝶蘭を育てる

 花を育てて大切な人にプレゼントすることで生き物に感謝する気持ちや優しさを育む花育の授業が、25日、三重県鳥羽市の小学校で開かれました。

 伊勢志摩地域のまちづくりや活性化に取り組む「伊勢志摩さいこう会」が行っているもので、今年は鳥羽市と伊勢市の4つの小学校が参加し小ぶりのコチョウラン「ミディ胡蝶蘭」を育てます。

 このうち、鳥羽小学校では4年生と5年生あわせて約60人が参加。千葉県で洋ランを生産している椎名輝さんが講師となり、コチョウランの特性や育て方などを説明しました。

 ひとり一鉢のコチョウランを手にした子どもたちは、鉢に支柱を立てる作業に取り組み、花芽がまっすぐに伸びるようにクリップで優しく留めていました。

 そして、それぞれの花に名前を付けました。子どもたちはこれから2カ月余りにわたってコチョウランの世話をし花が咲く12月にはラッピングをして大切な人にプレゼントするということです。

 児童は「命の大切さがよくわかって良かった」「太陽の方に向けて置いてちゃんと育てるようにしたい」などと話していました。

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